サン ガブリエル

soccer blog 2回目の今回は、サン•ガブリエル(sant gabriel)というチームを紹介します!

バルセロナ市内から少し離れた地区に本拠地を構える町クラブなのですが、なんとチームで一つの人口芝のグランドを所有しています。

これもこの国のサッカー文化なのでしょうか、非常にうらやましいですよね。

スペインではこのサン•ガブリエルのような町クラブでも立派なグランドを所有しており、ロッカーやスタンド、さらには売店まで配置されています!

最近このチームに密着しているのですが、だいたい練習は火曜、水曜、金曜と行われ、午後5時半から1時間半ほど練習が行われます。

1つのピッチを5つのカテゴリーが使用し、午後5時半からは主に小学生年代が練習しています。

各カテゴリーには必ず2人のコーチが着き、念入りに指導を行っていました。練習のレベルも非常に高く、かなり参考になっています…。

このチームには、試合中にボールを長い時間保持するという共通のメソッドがあり、そのための練習を小学校の下の年代から上の年代まで行っており、僕が日本で教えていたチームとかなりトレーニングの面でも似通った物が見られました。

スペインでは、小学生の練習に必ず保護者が行き帰りの同伴をしなければならないため、保護者の方も念入りに自分の子供の練習の様子を見ている姿に、「これがサッカー大国の根本にある文化なのか…」と感じていました。

保護者がチームのサポーター(ましてやただでさえサッカーに対して目が肥えている)であるため、監督やコーチもこのような町クラブでさえ試合で結果が出せなければ簡単に解雇されます…。

このサン•ガブリエルは、育成に特化したチームであり、能力のある選手はバルサやエスパニョールという強豪チームに引き抜かれる事もあるそうです。

このようにスペインサッカーの土台を作っている環境にも、もっともっと自分から飛び込んでいきたいと思いました…!



Kazulog@spain

ボール1つで、世界は繋がる…。

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