ヨーロッパの今…

皆さんもご存知の通り、先日フランスのパリで同時多発テロが起きましたよね。

もちろん僕はバルセロナにいたので大丈夫だったのですが、何件か安否確認の連絡をもらってました。

このヨーロッパに住んでいて、隣国のスペイン、それもパリに近いバルセロナに住んでいてあの日から感じることを正直に話します。

まず、スペイン全土でもテロに対する警戒度は格段に上がっています。バルセロナでは警察官、ライフルを持った軍人を見ないはありません。

ニュースもあの日からテロに関するものしか取り上げていません。毎日新しい情報に、真剣に耳を傾けています。

地下鉄はもちろん、街中を歩いていて不安を感じることが本当に多いです。あまり人の多いところには近づくなと学校側やホストマザーからしつこく言われています。様子のおかしい人がいると全員テロリストに見えてしまいます。

日本にいては体験できない、今この瞬間にも襲われるのではないかという恐怖感とこの先戦っていかなくてはなりません。

僕がこのフランスのパリで同時多発テロが起きたことに関して一番ショックだったのは、サッカースタジアムが狙われたことです。(大統領が標的だったのは間違いないですが…)

僕が大好きなサッカーがテロの標的に、あれからヨーロッパで行われるはずだった親善試合が中止になっていたりしています。

そして、今週の土曜日にはスペインのマドリードで、全世界が注目するレアルマドリードvsバルセロナの試合が行われます。警備も1500人体制だそうです。

試合が通常通りに行われることをただ祈るしかないのですが、サッカー以外のことが大きく取り上げられることに、本当に悲しさを覚えます…。

ありきたりな言葉ですが、これから全世界で何も起きないことを願いつつ、亡くなられた方々に対して、心より御冥福を申し上げます。


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